'83年に単行本が刊行された、かの「AKIRA」の原点ともいうべき、大友克洋の名作コミック「童夢」のイメージ・アルバム。'84年にキングレコードからリリースされ、そのプログレッシヴな内容から、一部マニアの間で幻の傑作とした語り継がれてきた一枚が遂に初CD化された。音楽を手掛けたのは伊豆一彦(p、syn)で、土方隆行(g)、北島健二(g)、中西俊博(vln)更にはsax/fl等もフィーチャー、児童合唱/コーラスも交えた録音になっている。サイキックSFに相応しい、ポップス、ハード・ロック、ラテン、ジャズ、クラシックまで変幻自在の曲調が、まさにイマジナリーな内容である。ジャケットは大友克洋の書き下ろし(当時)、対談ライナーノーツ復刻、紙ジャケット。完全限定盤につき、お早めに。
本CDは、ラスト曲のエンディングで、突如カットアウトで終わりますが、オリジナルも、そうなっている意図的なもので不良ではございません。御了承下さい。