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EURO-ROCK PRESS (ユーロ・ロック・プレス)Vol.88

1,905円(税込2,096円)

 表紙は、7年振りとなる、しかも3種類もヴァージョンがあって、相当めんどくさい新作をリリースしたTRANSATLANTICの4人衆。インタビューしたのは、ZOOMでやったせいで、顔力の強さバレバレの大顔兄弟の弟、ニール・モース。本人に確認した所、名字の発音は「モーズ」ではなく、「モース」とのこと。本誌では以後「モース」としますので、関係各位どうかひとつ、よろしく。
 毎度おなじみハケット兄は、久々のアコースティック・アルバムを発表。「妻の○○」が、連発の、おのろけ込みの長いインタビューとなりました(メールでやると完全な一言おやじですが)。
 他には、伊太利亜のベテラン・メタル・バンド、LABYRINTHは、NEW TROLLSの初来日公演でベーシストとして参加し、コーラスワークで強烈なインパクトを残したロベルト・ティランティ(LABYRINTHでは歌い手に徹していますが)へのインタビュー、五人一首は15年振りとなる新譜に関して主にバンマスにインタビュー、他の和ものでは、2度目のインタビューとなるALL IMAGES BLAZING。
 今回久々がやけに多いですが、何と40年ぶりの3rdアルバムを出したASIA MINORのギタリスト、エリル・テケリに、さらに1年に1作ずつ4枚のEPをリリースすると豪語していた、スウェーデンのA.C.Tの、半年程ずれて発売された第2弾のEPに関しての話をバンマス?のイェリー・サリーンに話を訊いています。
 同じくスウェーデンの元ANGLAGARDのドラマー、数々のバンド、ユニットに参加しているお忙しアーティストのマティアス・オルソンにもインタビュー。長ーい答えは今号では入り切らず、次号Vol.89と2回に分けての掲載となります。今回は主に故トム・ドンコートと連名名義の最終章となるアルバムを出したCATHEDRALについてのお話です。
 昨年、突如四半世紀振りに発行されて話題を呼んだファンジン『ORANGE POWER vol.3:不思議音楽館』の面々にもインタビューを敢行。あえて中身は明かしませんが、爆笑トーク満載の、濃い内容は必読です。
 そして、コラム『不気味の谷を越えて』の特別編として、捨作ことスティーヴン・ウィルソンのインタビューを掲載。捨作が(主に)新作について語ります(&この春発売予定の某プログ・メタル本の宣伝も)。
 他にも、旧作が固まりで再発となったMESHUGGAH、オリメン唯一の存命者であるベーシストにインタビューを計るも、連絡が取れずに終わったSIR LORD BALTIMOREと同時期に活動した亜米利加のハード・ロック・バンドに関しての記事(24選レビュー含む)、再確認・WORLD DISQUE傑作セレクションJazz Rock編 36選など。

ユーロ・ロック・プレス最新号Vol.88は、2月26日発売です。

Interview
TRANSATLANTIC / Steve Hackett / Steven Wilson / LABYRINTH / 五人一首 / ASIA MINOR / ALL IMAGES BLAZING / Mattias Olsson / A.C.T / ORANGE POWER vol.3 不思議音楽館

Disc Review
再確認・WORLD DISQUE傑作セレクション
Jazz Rock編 36選
AMERICAN HARD ROCK 24選

Features
SIR LORD BALTIMORE / MESHUGGAH / MAGMA On Tour / 不気味の谷を越えて(特別編) / Cinema Pick Up

9ジャンル別 アルバム・レビュー
怒濤の35ページ

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