表紙は、3たび登場の、メンバーが大量に円満脱退し、「コア4」と呼ばれているという4人を中心にレコーディングした新譜を7月にリリースするBIG BIG TRAIN。フロントマンのデヴィッド・ロングドンに話を訊いています。真面目なのか、暇なのか、長い答えで、「おっさん、1回で入んねえよ」ということで、今号と次号2回に分けてのインタビュー掲載となります。
これまた新譜をリリースしたFROST*に本誌2回目のインタビュー。当初ジェム・ゴドフリーのみの予定でしたが、ZOOMのホストがジョン・ミッチェルだったため、このおやじも乱入して2人がかりとなってます。「いい質問だね」連発の池上さんと化したジェム・ゴドフリーの答えに注目。
今回も「名前の正しい発音を訊いて、カタカナ表記をはっきりさせよう」シリーズ？として、TAI PHONGのカーン・マイに、こちらも2度目のインタビューを敢行。前のインタビュー時にもおっさんは言ってましたが、正式には「カーン」ではなく「キャン」とのことで、今回は源氏名、キャン・マイとして登場しまーす。よろしくね。…主に新譜について訊いてますが、ギタリストである息子の長い自慢話はカットさせていだきました。
KAYAKのバンマスにも、この業界長年の謎である「名前の正しい発音」を訊こうと思いましたが、メール・インタビューでは分かる術もなく、この世界が元に戻って、KAYAKが来日できたら、その時に明らかにしたいと思いますが、おっさん、飛行機嫌いなので、『特攻野郎 Aチーム』方式で、失神させて意識がないうちに運ぶしかなさそうです。
ZOOMインタビューはもう1本、DT / 力点のジョーダン・ルーデス師匠に朝っぱらから話を訊いてます。
他には、過去のインタビューのたびに「再結成はない」といっていたのに新譜を出しやがったTOUCH。伊太利亜でコロナと必死の戦いを続ける元LOCANDA DELLE FATEのドクター・ミケーレ・コンタ。同じく伊太利亜のRDMのバンマスで、どこかまぼろしペイガンズのバンマス似のエンツォ・ヴィータ。新譜をリリースしたばかりの日本のキクラテメンシス。KENSO他の名ドラマー、小森啓資の新バンドである3 SIDES LIVE。北欧の才人、マティアス・オルソンの後編。意外にもこれが本誌初のインタビューとなるIQのマイケル・ホルムズなど。
また、今回から始まった新企画、完全伊太利亜発の連載記事『Anima Italica（アニマ・イタリカ）』の記念すべき第1回は、新譜リリース間近のSYNDONEとなっています。
惜しくも亡くなった巨星2名、チック・コリア、ロジェ・トリゴーの追悼記事も。
さらに再確認・WORLD DISQUE傑作セレクション、今回はFrom '90s~ Avant-garde Music / Chamber Rock編 36選となっています
ユーロ・ロック・プレス最新号Vol.89発売中です。
Interview
FROST* / TAÏ PHONG / KAYAK / TOUCH / IQ / LIQUID TENSION EXPERIMENT / BIG BIG TRAIN / Mattias Olsson / Michele Conta / SYNDONE / キクラテメンシス / 小森啓資（3 SIDES LIVE）
Disc Review
再確認・WORLD DISQUE傑作セレクション
From '90s Avant-garde Music / Chamber Rock編 36選
Features
MAGMA On Tour / Cinema Pick Up
9ジャンル別 アルバム・レビュー
怒濤の32ページ
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