まず、始めにお詫びとお願いがひとつを再び。印刷会社よりまたまた「紙代が値上がりしたので、印刷代も上がっちゃうよ」という通告が来たので、今号Vol.107からERPの価格を定価2,555円(本体2,323円+税10%)にする事態とあいなりました。定期購読は4号分で10,220円となります。度重なる値上げ、そして値上げ、誠に、誠に、誠に申し訳ありません。どうかひとつ、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
今号の表紙は、ドアップがちょっと鬱陶しいイタリアの種馬、ロッキー・バルボア…ではなく、肉体派ドラマー、フリオ・キリコ氏です。切子ちゃんプロデュース/ディレクションの2バンド、ARTI&MESTIERIとFurio Chirico's THE TRIPの新作が2発同時リリースで、そんじゃあ話を聞こうということで、7ページに渡るインタビューが巻頭です。肉体派の割に、意外と理論派でもあり、一部何言ってんだかわからない部分もありますが、おそらく私のこんにゃく頭のせいでしょう。本当に何言ってんだかわからないのは、フランスのピナ氏と某マ●マの親方、英吉利の保持菌損氏が3大巨頭ですが……。
ライヴ・レポートは、去る10月に開催された、キスエク主催のEXTREME Fesが何と10ページ、予想外?に集客のあったBEATの武道館、今は使われていない中野サンプラザ大好きウリ・ロートat EX THEATER、シルエレ初登場の玲里など。
マッシモ・ヴェッセラ(故人)なる幻のカンタウトーレの唯一作の紙ジャケ化に伴う、関係者へのインタビューもありますが、そのすぐ後のページのインタビューで、RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNOのシンガーにしてバンマスのルチアーノ・レゴリが「シンガー・ソングライターとしてデビューを打診されたが、『退屈だ』と断ったよ」と言っていて、元も子もありませんが、泣メロ満載の好アルバムです。
そして今号一番のツッコミどころ(?)は元SEBASTIAN HARDIEの鍵盤、トイヴォ・ピルトと誰なんだデヴィッド・カフェという人物と組んだ、その名もWABI-SABIのアルバムに関するインタビューです。バンド名からも想像つきますが、特にこの、誰なんだデヴィッドがかなりの日本びいきのようですが、トイヴォ・ピルトのアー写まで何かの武道の道場っぽい場所、着物姿でキーボードを斜めに抱え、さらにバックには縦書きで『最初』の文字が。これは笑えます…。笑ってはいけません。SEBASTIAN HARDIEに加入した経緯など、2人がかりの長ーい答えが7ページにわたって繰り広げられます。
他には、エルメート・パスコアルの追悼記事や、お馴染みのMAGAM連載など、暑苦しい切子ちゃんの表紙で11/28に発売になります。
Interview
Furio Chirico (ARTI & MESTIERI, THE TRIP) / WABI-SABI (Toivo Pilt & David Cafe) / A.C.T (Jerry Sahlin) / Franco Pupeschi talks about
Massimo Vessella / RACCOMANDATA RICEVUTA RITORNO (Luciano Regoli)
Live Report
BEAT / EXTREME Fes / RAYLI and THE BAND / Uli Jon Roth / ProgPower USA XXIV
Special Disc Reviews
KING CRIMSON / David Gilmour / 美狂乱 / GENESIS
R.I.P.
Hermeto Pascoal
Features
MAGMA On Tour / Cinema Pick Up
ジャンル別 アルバム・レビュー
怒濤の28ページ
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